スノーホッケーを世の中に広める会２!!

＜前回からの続き＞


毎晩のように誘われるマージャンに

何時間もつき合わされ、最後には

精神的にも体力的にもズタボロにされ、

軽い目まいを感じながら



「もう・・・・・点棒ありません・・・・・勘弁してください・・・・」


と声を絞りだす。

１回だけ休憩をもらい、その間うな垂れながら休んでいると友達がこう言う。




「先生、次お願いします。」



センセイ・・・？



おれはマージャンで勝ってない。

だから強くもない。

でも、先生と呼ばれるからには、他の人より上回った何かをおれがもっているという事なのか。



考え込んだ末に、僕は周りの人たちに振り込む確率が圧倒的に高いというずば抜けたモノを持っていることに気づき

「振り込み先生、次お願いします」


だという意味を確信し、僕を必要としている理由はみんなにメリットがあるからだと気づいた最近の出来事でした。


やはり何度やってもスノーホッケーに結びつくものは何もない。


何の意味もないマージャン


こうやって２０１１年が終わっていくのかと思うと悲しい。


日本にいる選手たちはもうとっくにスノーホッケーをやっている。


だから僕はスノーホッケーが出来ていない分、日本にいたら感じられない強くなる為の要素を吸収していなければならない。



なのに・・


なのに、僕は毎日マージャンを打っている。


「先生、出番ですよ」

と悪魔の声が今日も聞こえる・・・・。



おしまい

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