
2014年08月27日
スノーホッケーでの咄嗟の判断
こんにちは。スノーホッケーでのプロ選手を目指し飽くなき挑戦が続くプロです。
試合中は思い通りにいくことも少ないから
常に起きた状況の咄嗟の判断って重要ですよね。
ドリブルで抜こうと思って突っ込んだけど
「ちょっとキツイな」と思って咄嗟にパスを出したり、
戻れる体力があるない別として
仲間が相手にパスカットされたら「戻らなくちゃ」と咄嗟に思います。
スノーホッケーを何年もやっていて
「咄嗟の状況判断には慣れているハズだ」
そう思っているアナタ。
実はそうじゃないのかもしれません。
地下鉄に乗ろうとホームにできている人の列に並び車両が来るのを待っていました。
日曜日なので人も結構いたんです。
自分の後ろにも人の列はできていて賑わっていました。
ようやく車両が到着し人の列がじわじわと前の方に進み、
押し流されるように列を作っていた人たちは次々と車両に乗り込みます。
車両に乗り込む直前でした。
自分の2,3人前にいる20代前半と思われる女性が
車両に乗り込もうと前へ進んでいる時に、後ろの人に靴のかかとを踏まれ
女性の靴が脱げ、運悪く車両とホームの隙間に女性の片方の靴が転落していきました。

靴がホームに落ち、押し流される人波の中、女性は入り口に立ち尽くしています。
女性の靴がホームに落ちていった事を知らないほとんどの人は、入り口に立ち尽くす女性をよけて車両に乗り込んでいきます。
僕はというと、
「あっ」と思いながらもホームに落ちていく靴を見ながら人波に流されるまま車両に乗り込んだんです。
ドアが閉まり車両が動き出し、女性が見えなくなっていきました。
本当に一瞬の出来事で、
しばらく心臓がバクバクいっていました。
車両が動き出してから
その後女性が人ごみの中、片方裸足で駅員さんを探していく姿を想像すると自分だったら嫌だなと思い
靴は拾えないにしても駅員さんを探すなり、なんか出来たよなと後悔していきました。
困っている人に気づきながら素通りしてしまった
このなんとも言えない気持ち。
後からは何とでも考えられる。そしてあの時素早い判断・行動できなかったことに後悔が生まれてしまいます。
スノーホッケーでしてきた今までの咄嗟の判断って
何度も繰り返しているから、状況を判断してるというより
「体が勝手にそう動く」というのが正しいのかもしれません。
実は今まで起きた出来事は許容範囲で何度も繰り返し経験しているから判断できるのであって
想像もしていなかった状況になると咄嗟に状況判断できないのかもしれません。
ちなみにスノーホッケーでの想像もしていなかった状況とは・・・
例えば、
自陣のゴールエリアに味方選手と相手選手が同時に入った場合。
PK・・・それともゴールヒット・・・さぁどっち・・・。
咄嗟の判断が求められる審判で、こんな状況の時自分が審判をしていたらきっと固まるんだろうなと思います。
(おそらくゴール前でフェイスオフ)
今回の出来事はそういうことです。
おしまい
試合中は思い通りにいくことも少ないから
常に起きた状況の咄嗟の判断って重要ですよね。
ドリブルで抜こうと思って突っ込んだけど
「ちょっとキツイな」と思って咄嗟にパスを出したり、
戻れる体力があるない別として
仲間が相手にパスカットされたら「戻らなくちゃ」と咄嗟に思います。
スノーホッケーを何年もやっていて
「咄嗟の状況判断には慣れているハズだ」
そう思っているアナタ。
実はそうじゃないのかもしれません。
地下鉄に乗ろうとホームにできている人の列に並び車両が来るのを待っていました。
日曜日なので人も結構いたんです。
自分の後ろにも人の列はできていて賑わっていました。
ようやく車両が到着し人の列がじわじわと前の方に進み、
押し流されるように列を作っていた人たちは次々と車両に乗り込みます。
車両に乗り込む直前でした。
自分の2,3人前にいる20代前半と思われる女性が
車両に乗り込もうと前へ進んでいる時に、後ろの人に靴のかかとを踏まれ
女性の靴が脱げ、運悪く車両とホームの隙間に女性の片方の靴が転落していきました。

靴がホームに落ち、押し流される人波の中、女性は入り口に立ち尽くしています。
女性の靴がホームに落ちていった事を知らないほとんどの人は、入り口に立ち尽くす女性をよけて車両に乗り込んでいきます。
僕はというと、
「あっ」と思いながらもホームに落ちていく靴を見ながら人波に流されるまま車両に乗り込んだんです。
ドアが閉まり車両が動き出し、女性が見えなくなっていきました。
本当に一瞬の出来事で、
しばらく心臓がバクバクいっていました。
車両が動き出してから
その後女性が人ごみの中、片方裸足で駅員さんを探していく姿を想像すると自分だったら嫌だなと思い
靴は拾えないにしても駅員さんを探すなり、なんか出来たよなと後悔していきました。
困っている人に気づきながら素通りしてしまった
このなんとも言えない気持ち。
後からは何とでも考えられる。そしてあの時素早い判断・行動できなかったことに後悔が生まれてしまいます。
スノーホッケーでしてきた今までの咄嗟の判断って
何度も繰り返しているから、状況を判断してるというより
「体が勝手にそう動く」というのが正しいのかもしれません。
実は今まで起きた出来事は許容範囲で何度も繰り返し経験しているから判断できるのであって
想像もしていなかった状況になると咄嗟に状況判断できないのかもしれません。
ちなみにスノーホッケーでの想像もしていなかった状況とは・・・
例えば、
自陣のゴールエリアに味方選手と相手選手が同時に入った場合。
PK・・・それともゴールヒット・・・さぁどっち・・・。
咄嗟の判断が求められる審判で、こんな状況の時自分が審判をしていたらきっと固まるんだろうなと思います。
(おそらくゴール前でフェイスオフ)
今回の出来事はそういうことです。
おしまい