本当に困ってる人を100%助けるには

こすりん

2012年05月15日 08:00

1年間のAUS生活を振り返り、しんみりしながら無事帰国です。


そして、

新千歳空港から札幌駅までを電車で帰っている時でした。

空港からの電車は意外と混み合っていて、何とか席を確保するのが精一杯でした。


空港から電車が発車し、次の駅での事です。


老夫婦が乗車してきました。


おばあさんはなんとか空いてる席を見つけたんですが、おじいさんは席が満席で座れないでいました。


おばあさん「仕方ないね・・・席がないんだも」

おじいさん「そうだな・・・」




明らかに困っている。



いや・・・・まてまて。



これは困ってると見せかけた詐欺なんじゃないか・・・・・・と、


金髪詐欺事件を思い出す。


あの時もそうだった。


金髪の女は困っていた風だった。



あやしい・・・・・・・・



あやしいけど、本当に困ってるっぽい。


なので、席を譲ってあげた。



おじいさんは何度も「ありがとう」といい

わざわざおばあさんも「ありがとう」って言った。



金髪の女の時もそうだけど、

やっぱ「ありがとう」と言われると嬉しくなってしまう。





普段あまり言われる事ないから・・・。




でも思ったのが、

本当に困ってるのか、それとも詐欺なのか、



その判断って難しくないですか・・・?ってこと。


もし、

「スノーホッケーを始めたいんですが、メンバーが集まりません・・・どうしたらいいですか?」

とか

「スノーホッケーが中々上手くなりません・・・」

という困ってる風な人がいた場合、ちょっと考えてしまうかもしれない。



それでもし、


「これは・・・・詐欺だ」


と思って助けなかった場合、


実は本当に困っていた人だったらオレは悪い事をしたと思うし、

そういうスノーホッケーに情熱を持った人の気持ちを踏みにじってしまう事になる。



だから、その人が詐欺風だろうとなんだろうと

困ってる風な人がいれば助けるしかないんだ。


困ってる人を100%助けるには、詐欺に引っかかるというリスクを負ってでも助けるしかない。


困ってる人って難しい・・・。



おしまい

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