フェイントを身につける
相手に1対1で勝てる個人技って、ここだという場面では特に必要ですし
それがあれば強いですよね。
ゴール前、シュートフェイントでディフェンスを交わす冷静さ。
相手を左右に揺さぶるスピード。
それがあればもっと強くなれるのになと考えていました。
こんにちはプロです。
2月23日の市長杯。
今シーズンを締めくくる大会とあって、試合の緊張感はすごかった。
小学6年生の試合の審判をしていて、時にゾワっと鳥肌の立つような展開もあったり
それを観戦している父母の方々がサイドラインをびっしり埋めていて、1プレーごとに声援も大きく、自分が実際にコートでプレイしているかのような気持ちよさがありました。
試合のコートも隣接しているので隣コートの盛り上がりも聞こえ、各コートの白熱ぶりを感じていました。
小学6年生の試合展開の速さに少しビックリしながら、審判として走り続け、適切なジャッジを心掛けながら笛を吹いていました。
しかし審判が笛を吹かなくても、黙々と真剣にプレーを続けている選手が、ふと動きを止める場面がたまにあります。
隣接したコートでは各コートの審判の笛が混合し、隣のコートの笛が自分に吹かれたものだと勘違いしプレーを止めてしまうのです。
それを見た監督が
「鳴ってない、鳴ってないぞ!続けろ!」と言い選手は慌ててプレーを続けます。
僕は、この笛の混合はスノーホッケーでのデメリット・・・・・・とは捉えず、
むしろチャンスだ・・・・と感じ、吹いてもいない笛で選手が一瞬プレーを止める姿に僕は審判をしながら「ニヤリ」としました。
相手をかわすのはスティック裁きや揺さぶるスピードだけではなく、
演技も有効だと感じたのです。
特にゴール前では、ボールを持つと相手のプレッシャーが厳しく中々思うような体勢になれません。
そこでとても有効だと感じたのは、鳴ってもしない笛をあたかも鳴ったかのように
「あれー?今鳴ったよね?」という演技をすることです。
これはかなり有効。
見事相手が止まれば成功。
あとはその隙をついて一気に抜き去ります。
「あれー?」という演技力。
これが中途半端ではいけない。
相手を勘違いさせるだけの演技力、このフェイントをしっかり身に着けて来シーズンに挑みたいと思っています。
おしまい
小学生へのお願い:これはあくまでも冗談です。実際にこのプレーを磨くことはスポーツマンシップに反します。どんな状況でも正々堂々自分の力で状況を打破しましょう。
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