› スノーホッケーを世の中に広める会2!! › 2011年09月06日
2011年09月06日
終了間際 その2
スノーホッケーで勝つ為に必要なのは「力」「表現力」「運」
その運を自分は今どれ程持っているんだろう・・・・。
リベンジの意味も込めて
再びカジノに行きリベンジ成功。
いや、大成功の結果を収め
運は足りていると実感(笑)
という事で、間が空いてしまったけど前回の続きになります。(終了間際)
残るは「力」と「表現力」
その表現力を磨くため、慣れ親しんできたシドニーを離れる決意をしました。
これからまた始まる新しい生活の期待感。
でも、なんにもわからない土地でまた新しく生活をするのはかなりの不安もあって
期待と不安で胸がはち切れそうで
シャツの第2、第3ボタンあたりが吹っ飛んでしまうんじゃないだろうかっていうくらいに胸が膨らんで。
今にも破裂しちゃいそうなんじゃないだろうかって時に洗濯機の終わりのアラームが鳴り
洗濯室に向かいました
そこは床一面に水があふれていました。
洗濯室が水没し、長靴をはかないと入れない状況・・・・
慌てふためき、顔色が一気に真っ青になっていくのが自分でもわかりました。
とりあえずおばあちゃんに知らせなくちゃならないと
おばあちゃんを呼んだ声がいつもより違っていたのか、
名前を呼ばれただけで何かあったと察知したおばあちゃんは眉間にシワを寄せながら駆けつけてきました。
そして事態は急降下を続け
下の住人から「雨漏りしてるんだけど何やってんだ」と部屋にドカドカ入ってきて文句を言われる始末。
いや困った。
とりあえずモップで水を吸うしか方法はなく、30分程その水とり作業をしている間おばあちゃんは舌うち、ため息のオンパレード。
こんなんじゃ、「預かった担保金は半額しか返さないから」と言われ、当然な事なんだけど、そのお金を当てにしていた分ショックもでかい。
「なんでこうなったの?配水管が壊れてそこから漏れたのかな・・?」
って聞くと
「そんな訳ないでしょ!!洗濯機から水があふれたんでしょ。ほんとにありえないわ!!」
洗濯機から水があふれる・・・・
ありえない・・・
「一体あなたは何したの?」
と強い口調で言われ
「いや・・・洗濯機を使っただけ・・・・それだけ・・・」
終いには、「もう行っていいわよ。」と言われ
部屋に戻り荷物を持ち、「じゃあ行きます・・・・さよなら」と床掃除をしているおばあちゃんの背中に言うと一瞬こっちを向くも、再び背を向け「さようなら」と言われました。
このあっけない終わり方。
まさかの展開。
終了間際。
用意していた言葉も言えず、
写真も撮ることなく、
この家を離れました。
これからまた新しい生活に対するワクワク感はえぐり取られ
どうしようもないテンションのまま新天地へと向かうのでした。
思い出は写真に残さずとも
忘れることなく、しっかりと僕の心に一生刻まれる思い出になりました。
おしまい
その運を自分は今どれ程持っているんだろう・・・・。
リベンジの意味も込めて
再びカジノに行きリベンジ成功。
いや、大成功の結果を収め
運は足りていると実感(笑)
という事で、間が空いてしまったけど前回の続きになります。(終了間際)
残るは「力」と「表現力」
その表現力を磨くため、慣れ親しんできたシドニーを離れる決意をしました。
これからまた始まる新しい生活の期待感。
でも、なんにもわからない土地でまた新しく生活をするのはかなりの不安もあって
期待と不安で胸がはち切れそうで
シャツの第2、第3ボタンあたりが吹っ飛んでしまうんじゃないだろうかっていうくらいに胸が膨らんで。
今にも破裂しちゃいそうなんじゃないだろうかって時に洗濯機の終わりのアラームが鳴り
洗濯室に向かいました
そこは床一面に水があふれていました。
洗濯室が水没し、長靴をはかないと入れない状況・・・・
慌てふためき、顔色が一気に真っ青になっていくのが自分でもわかりました。
とりあえずおばあちゃんに知らせなくちゃならないと
おばあちゃんを呼んだ声がいつもより違っていたのか、
名前を呼ばれただけで何かあったと察知したおばあちゃんは眉間にシワを寄せながら駆けつけてきました。
そして事態は急降下を続け
下の住人から「雨漏りしてるんだけど何やってんだ」と部屋にドカドカ入ってきて文句を言われる始末。
いや困った。
とりあえずモップで水を吸うしか方法はなく、30分程その水とり作業をしている間おばあちゃんは舌うち、ため息のオンパレード。
こんなんじゃ、「預かった担保金は半額しか返さないから」と言われ、当然な事なんだけど、そのお金を当てにしていた分ショックもでかい。
「なんでこうなったの?配水管が壊れてそこから漏れたのかな・・?」
って聞くと
「そんな訳ないでしょ!!洗濯機から水があふれたんでしょ。ほんとにありえないわ!!」
洗濯機から水があふれる・・・・
ありえない・・・
「一体あなたは何したの?」
と強い口調で言われ
「いや・・・洗濯機を使っただけ・・・・それだけ・・・」
終いには、「もう行っていいわよ。」と言われ
部屋に戻り荷物を持ち、「じゃあ行きます・・・・さよなら」と床掃除をしているおばあちゃんの背中に言うと一瞬こっちを向くも、再び背を向け「さようなら」と言われました。
このあっけない終わり方。
まさかの展開。
終了間際。
用意していた言葉も言えず、
写真も撮ることなく、
この家を離れました。
これからまた新しい生活に対するワクワク感はえぐり取られ
どうしようもないテンションのまま新天地へと向かうのでした。
思い出は写真に残さずとも
忘れることなく、しっかりと僕の心に一生刻まれる思い出になりました。
おしまい